第15章 14話
そして何度目かの爆風が起こるほどの殴り合いの末、勝ったのはオールマイト。
最後の勝利のスタンディング。
エ「気が済んだか」
『はい・・・
プロヒーローって大変なんですね』
エ「・・・・・貴様も没個性なりに頑張っているだろう」
迎えに来たエンデヴァーの腕に座る様に持ち上げられ、№1ヒーローとして最後の仕事をしているオールマイトを見ながらつぶやくと思いがけない返事が返ってきたので思わずエンデヴァーを二度見した。
エ「・・・・なんだ気持ちの悪い」
『いいえ
ありがとうございます』
エンデヴァーの言葉に思わず笑えば不機嫌そうな顔をされた。