第15章 14話
『サポートします
私のことは気にせず打てる時に打ってください』
オ「・・・・・わかった」
活動限界を超えているオールマイトのために出来る事はベストの状態で撃たせること。
少しでも動きを止められればと、オール・フォー・ワンに抜刀した。
先生「君のその力は鍛錬と努力によるもの
個性さえ強ければ最高のヒーローになっていただろうに」
『(やっぱり当たらないか・・・)』
風圧は見えなにかによって逸らされ、近くの岩を削っただけだった。
遠距離がだめならと、間合いを詰めて切りかかる。
先生「このスピードも筋力のない攻撃をカバーするためのものだね
よく研究してある」
『うるっさい!!』
先生「!!」
分析してくるような言い方に不快感を感じ、オール・フォー・ワンの顔に蹴りを入れる。
少しだけ足場を崩せたのでそのまま刀を地面に突き刺し体を反転させもう一度顔を狙って蹴りを入れた。
『(効いてるとは到底思えないけど・・・)』
足を地面につけ刀をしまう。
抜刀するときに左手首の石に摩擦をかけながら抜き炎を纏わせて切りかかる。
先生「へぇ・・・そんなこともできるんだね」
『(やっぱ効いてないか・・・!)』
すぐさま反応したオール・フォー・ワンはの蹴りのダメージなどなさそうだ。
『だったら・・・!』
残り2本の本数の刀ではやりたくなかったが、炎を纏っている刀から手を離し、もう1本の刀の抜刀で柄に当て炎の刀をオール・フォー・ワンに飛ばす。
先生「!!」
これは予想外だったようで、少し動揺が見えた。
直撃はしなかったがわき腹にかすったため血が出ている。
先生「強いよほんと
でももうこれは防げないだろう?」
『(それは無理・・・!)』
腕を膨らませ構えたオール・フォー・ワンから離れようと足に力を入れるが間に合わないのもわかっていた。
1本で被害を最小に抑えようと自分の前に構えた。
『!!』
オール・フォー・ワンが攻撃を放つ前に、炎が放たれに放つはずだった攻撃はその炎を打ち消した。