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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


コ「開闢行動隊!目標回収達成だ!

短い間だったがこれにて幕引き!!

予定通りこの通信後5分以内に回収地点へ向かえ!」

焦「させねぇ!!

絶対逃がすな!!」

素早く退散していく敵に全員で追いかける。

『ごめん

このままじゃ見失うから先に行くね!』

「「先生!?」」

全員で駆け出したはいいものの追い付ける気配がない。

先ほどのように傍にいないことで誰か攫われるのではと一瞬考えたが、目標回収達成と言っていた時点でそれはないだろうと判断し、Mr.コンプレスと同じように木を使って追いかける。

『(これだったら追い付ける・・・!)』

コ「あれは・・・ムーンフィッシュを倒した・・・」

後ろをついてきているのがだとわかるとMr.コンプレスはマスクの下でにやりと笑った。

『(この距離なら抜刀で・・・

いや、あの身軽さなら避けられるか・・・

それに爆豪君と常闇君を攫った個性もわからないし)』

一応柄に手をかけてはいるが、おそらく避けられてしまう。

追い付いてから接近戦で二人の無事を確認してから攻撃をするのがベストだと判断した。



追いかけていると突然後ろから叫び声のようなものが聞こえて、振り返れば空を飛んできている焦凍、緑谷、障子がいた。

あっという間に抜かされ、三人はMr.コンプレスを巻き込みながら落ちて行った。

『無茶するなぁ・・・』

落ちた三人に続く様に地面に着地すればそこは集合場所だったのか、トガと二人の敵がいた。

荼「Mr.避けろ」

コ「了解」

一人の敵が炎で攻撃してきたので、三人を守るために飛び出し抜刀の風圧で打ち消した。

トゥ「なんだよこいつ」

焦「下がれ!」

炎に紛れて攻撃をしかけようとしたトゥワイスを焦凍の氷結で遠ざける。

緑谷にはトガが襲いかかっていたが、障子が助け出していた。

障「二人とも!!先生も逃げるぞ!!

今の行為ではっきりした

個性はわからんがさっきお前が散々見せびらかした右ポケットに入っていたこれが常闇・爆豪だな

エンターテイナー」

緑「障子君!!」

障子は先ほどMr.コンプレスが持っていたガラス玉のようなものを持っていた。
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