• テキストサイズ

僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


ト「んー、血をチウチウして帰らないといけないんですよ

まだお茶子ちゃんの血しかチウチウできてなくて・・・」

『そう

でもこれ以上人数増えたらまずいんじゃない?

これからここをみんなが通るからどんどん人数増えるよ』

ト「それは困ります

じゃあ殺されるの嫌なんで帰りますね」

くるっとトガが背を向けるとちょうどいいタイミングで焦凍達が現れる。

障「麗日!!蛙吹!!」

蛙「障子ちゃん、みんな・・・」

ト「わぁほんとだ

教えてくれてありがとう先生」

『どういたしまして』

バイバイ、と立ち去るトガはもう帰ってくることはなさそうだと柄から手を離した。

『二人とも来るのが遅れてごめんね』

麗「いえ、でもなんで倒さなかったんですか?」

『個性わからなかったしね

1発目を何らかの形で防がれた場合二人を守りながらじゃ勝てるかわからないし、あんまり派手にやりすぎたら相手の増援がくるかもしれない

今やるべきことはみんなを施設に送る事

だからこれでいいんだよ

二人が無事でよかった』

安心させるように頭に手をおいてやれば、ほっとしたような顔になる。

『じゃあみんなで施設に・・・・』

振り向いたはやってしまったと思った。

麗「先生?」

『ねぇ・・・・爆豪君と常闇君は・・・?』

「「「!?」」」

人数が足りない。

ばっと後ろを振り返ればさっきまでいたはずの爆豪と常闇がいないことにやっと気づいた。

コ「彼なら俺のマジックで貰っちゃったよ」

『(いつの間に・・・)』

木の上に立つ敵に誰も気づけなかった。

コ「こいつぁそちらにいるべき人材じゃあねぇ

もっと輝ける舞台へ俺たちが連れてくよ」

緑「返せ!!」

コ「返せ?

妙な話だぜ

爆豪君は誰のものでもねえ

彼は彼自身のものだぞ!!エゴイストめ!!」

緑「返せよ!!」

が攻撃しようとする一瞬前に焦凍の氷がMr.コンプレスに向かって行く。

しかし、それは当たることなく軽々と避けている。
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp