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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


戦闘音がする方に走っている途中で、小型無線機で相澤に連絡を取る。

相「そっちはどうだ」

『一人は倒したけどまだ複数人いるっぽい

変なガスが充満してるからそれはB組の子が倒しに行ってくれてる』

相「そうか

こっちには何人か避難しに来てるがここも敵に襲われてて防戦って感じだ」

≪敵の狙いの一つ判明!!

生徒のかっちゃん!!≫

またマンダレイからのテレパスで脳に直接音声が流れ込んでくる。

『爆豪君か・・・』

相「頼めるか」

『誰に言ってんのよ

絶好調だっての』

相「そうか

なら頼んだ

こっちは避難してきた生徒を保護する」

『うん』

無線を切って戦闘音がする方を見れば氷が見えた。

『(焦凍君か

確か爆豪君とペアだったはず

けど個性使ってるってことは敵がいる・・・!)』

おそらく傍にいるだろうとぐっと足に力を入れた。




ム「肉見せて」

『気持ち悪い』

歯を変幻自在の刃に変えて焦凍と爆豪を襲っていたムーンフィッシュを、横から急に飛び出してきたがかかと落としで地面に落とす。

焦「・・・!」

爆「んでここに・・・」

『動くな

動けば即刻首を切り落として殺す』

ム「・・・・肉」

うつ伏せに倒し首の後ろに刀を当てる。

歯を刃に変えているので個性を使えば自分で首を切り落としてしまう。

『お前たちは後何人いる

答えなければ体に聞く』

ぐっと刀に力を入れるの様子がいつもと違う事に気づく。

爆「あいつ・・・簡単に殺すとか言うやつだったかよ」

焦「いや・・・」

ム「俺の肉・・・」

『(会話が成り立たないか・・・)』

すっと立ち上がったは刀をしまう。

焦「なにしてんだ!!」

拘束の解けたムーンフィッシュはを標的に個性を発動させた。

それを遮るために焦凍が氷結を出そうと足に力を入れた一瞬後。
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