第14章 13話
『されたこと自体は嫌じゃなかった・・・
けど、付き合ってないのに一線超えちゃったような気がして・・・
まだ自分の気持ちも整理できてないのに・・・』
相「まぁそれはあれだ
先走った轟が悪い
好きな女の気持ちがはっきりするまで待ってやるのが男ってもんだ
おおかた爆豪もに惚れたとわかって焦ったんだろ
とられる可能性あるからな」
『そんな・・・爆豪君のことはそういう風に見てないのに』
相「それでもあいつにとっちゃ焦る原因になんだよ
取り敢えず気にすんな
お前は悪くない」
肩に乗っているの頭をぽんぽんとしてやり、話はそれだけかと聞く。
『えと、こんなこと兄さんに聞いていいのかわからないんだけど・・・』
相「・・・・変なことは聞くなよ」
『こう・・・なんていうのかな・・・
男の人がさ、首とか・・・鎖骨とか舐めてきたり、するのってなんで?』
相「な、、んで、ってお前・・・」
純粋に疑問を言ってきたに相澤はどう答えるべきか迷って、目線でブラドキングに助けを求める。
ブ「そ、そういうのは本人に聞いた方がいいぞ!!」
『本人にですか?』
ブ「そうだ」
『・・・わかりました
じゃあ、あとこの辺にちくっとした感じの痛みがきたんですけどなにかされたんでしょうか?』
自分の胸のあたりの服を握りしめているに、隣で相澤がビールを吹いた。
咽ている相澤の背中をブラドキングがさすってやり、の質問にどう答えるべきかと視線を泳がせる。