第14章 13話
そして時間が経ちすぎてしまったため消灯時間は過ぎてしまっていた。
早く帰って寝なければ明日の特訓に支障が出る為、名残惜しいが焦凍は部屋に帰らなければならない。
『じゃ、じゃあ・・・また明日・・・///』
焦「ああ
」
『な、に・・・!』
焦「また明日な」
軽くちゅ、と口づけをされて満足そうにふっと笑った焦凍はジャージをしっかり持って帰った。
されたことに気づき部屋に入ってからしばらく悶え、さっきまでの自分はどうしていたんだとじたばたした。
『(気持ちよかったとか何言ってんの私!!
あほか!!
もうやだ・・・平常心とか保つ自信ない・・・)』
電気を消して布団に入っても先ほどの事を思い出ししばらく寝つけず、少し焦凍を恨んだ。