第3章 2話
つかんでいた手をの腰に回し、ぎゅうっと抱きしめる。
焦凍はベンチに座ったまま、は立ち上がっているのでの胸に焦凍が顔を埋めているので引きはがそうと手に力を入れるがびくともしない。
『ちょっと!!///
な、なにしてるの!///』
胸にすりよってくる焦凍にびくっと体を震わせるが力では焦凍にかなわない。
焦「なにって・・・
いつものやつだろ
何かちがうか?」
意地の悪い笑みを浮かべている焦凍には”確信犯か!!”と思うが焦凍は離してくれない。
『もう!!ほんとに恥ずかしいから!!///』
必死に肩を押してくるが面白くて焦凍は離したくはなかったが、あまりにしつこいと嫌われそうだったので今度は素直に離す。
離された瞬間に焦凍から距離を取るは、顔の熱を冷まそうと必死に手で顔を扇いでいる。
焦「(結構胸あったな
は着痩せするタイプか)」
そんなことを思われているとは知らないは焦凍が帰る時間になるまで、ふくれっ面をしたままだった。