第14章 13話
耳「付き合ったりとかしないんですか?」
『いやいや、私先生だし轟君は生徒でしょ?』
麗「じゃあ、轟君のことは好きじゃないんですか?」
『そ、れは・・・』
焦凍もけじめをつけた、自分もけじめをつけた、もし生徒と先生という立場でなければどうなのだろう。
貸してくれたぶかぶかのジャージをぎゅっと握りしめる。
『好き・・・だとは思う
けど、こんな年上の私なんかより同世代のみんなの方がいいんじゃないのかな・・・』
八「#NAME##先生・・・」
『逃げてると言えば逃げてる
まぁでもあんないい子が私なんかをって思っちゃうんだよね』
自信なさそうに笑うにA組女子はそんなことないと強く言い切る。
麗「あんな風に轟君の為に戦った先生はかっこよかった!!」
蛙「先生はもっと自分に自信を持ってもいいと思うわ」
八「先生と生徒ではいろんな困難があるでしょうが、それをお二人であれば乗り越えられるはずですわ!」
葉「そうだよ!!
諦めちゃう前にもう少し頑張ってみないと!」
心強い女子たちにも笑顔でありがとうと返す。
この流れについていけないのはB組女子だ。
拳「えーと、先生は結局轟が好き、てこと?」
塩「おそらく・・・」