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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


『じゃ、峰田君は男子部屋に返してくるからB組のみんなはお風呂行っててね』

「「「はーい」」」

八百万に出してもらった縄で縛りあげ、がずるずると峰田を引きずっていく。


『みんなも協力してくれてありがとう』

八「いえ、当然のことをしたまでですわ」

耳「てか先生も気ぃつけてね

そいつ縛られてもなんかしてきそうだし・・・」

今は気を失っているが起きればまた抜け出してきそうだ。

縛られたままでも何かしてきそうで怖い。

『そうだね・・・

同室のみんなに何とかしてもらうよ

取り敢えず返してくるね』

峰田を引きずりながら歩いていくに女子たちは別の不安もあった。

今のの恰好である。

室内の為ブーツを脱いだはさらしとミニスカートしか着用していない。

刀も部屋に置いてきているため護身用の1本のみ。

あとは切島に渡すからと峰田を引っ張っている方とは逆の手に救急箱を持っている。

麗「あれ・・・怒られるんとちゃうかな」

蛙「轟ちゃんと爆豪ちゃんにね」

芦「まぁ・・・本人あんまり自覚ないから仕方ないけどね・・・」

どうか宿は壊しませんようにと祈りながら女子たちは女子部屋に帰ることにした。














襖をどんどんと叩けば聞こえなかったのか、誰も反応してくれない。

何故か中は賑やかだし無理もないかと、そっと襖を開けた。

『腕相撲・・・』

中ではA組B組の男子全員が集まり腕相撲大会が開かれていた。

そういえば明日の肉じゃがの肉を牛にするか豚にするかでもめていたなと思い出す。

焦「あれ?

いつの間に入ってきたんだ?」

選手として参加していない焦凍が一番に気づいてくれ、傍に寄ってきてくれる。

『楽しんでるとこごめんね

峰田君返しに来たの』

縄でぐるぐる巻きにされている峰田を見て、”またやったのか”と聞かれ”うん”と答える。

『あとお風呂入るの私ぐらいだし寝るときまで峰田君見張っといてくれない?』

焦「・・・・わかった」

『ありがと!!』

めんどくさいと顔に出ていたが、の頼みなのでしぶしぶ縄を受け取った。
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