第14章 13話
ほわっとした空気が流れた後、いよいよ訓練場へ。
ワイプシの4人から説明を受け各々課題に取り組む場所に向かう。
切「え、っと俺は?」
そんな中一人だけ名前を呼ばれなかった切島が自分を指さしながらおろおろしている。
相「お前の訓練はあいつにしてもらえ」
くい、っと相澤が首で指した方を見ればマンダレイと話しているがいる。
切「まさか・・・」
相「ま、きっちりしごいてもらえ
(結構厳しいがな・・・)」
それだけ言ってサボっている生徒がいないか見回りに行ってしまった相澤をぽかんと見送る。
切「(まじか・・・・まじか・・・・!!)」
漢として尊敬するに個人で訓練してもらえるとわかり、俄然やる気の出た切島はぐっと拳を握りしめての話が終わるのを待った。