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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


『い、いきます』

えい、と投げたボールは生徒たちが思っていたより近くの地面に落下した。

相「・・・・・23m」

「「「23m!?」」」

『わ、前より3mも飛んでる!!』

「「「前より飛んでる!?」」」

嬉しそうに言うに生徒たちは驚きを隠せない。

相澤は笑いをこらえるように後ろを向きながら震えている。

切「え、まじで?」

相「この間言ったろ

の純粋な筋力は普通の女子より少し強いぐらいだと」

切「いや、聞きましたけど・・・」

それならどこからあんな力が出てくるのかと切島ははてなを浮かべる。

爆「よっわ・・・

個性使わんでももっと飛ばせんだろ・・・」

『う、うるさいな・・・』

焦「大丈夫だ

ボール投げが飛ばなくても生活に支障はない」

『だ、だよね!!』

落ち込んでいたを焦凍が励まし、気を取り直したのを見るとやっと女の子らしい一面が見れたと生徒たちはほっとした。

今まではオールマイトと一緒に敵に立ち向かうわ、一人でクラス全員に勝つわ、エンデヴァーに勝負を申し込むわで個性が戦闘向きではない女性とは思えなかった。

(((なんかかわいいな)))

のボール投げの記録に1-Aにほのぼのした空気が流れた。
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