• テキストサイズ

僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


爆「んだこら」

切「いや、お前の口から鈍感って出てきたのに驚いてるし、先生のことよく見てるなって思ってさ」

爆「は?」

切「そろそろ自覚、でてきたか?」

何の話だといわんばかりにぽかんとしている爆豪を見て、あれ?と切島が首を傾げる。


切「前から言ってんだろ

爆豪お前、先生のこと好きだろって」

爆「だっから!!それはねぇって何度も言ってんだろ!!」

理解した爆豪が切島を思いきり殴る。

切「はいはい

轟に先越されても文句言うなよな」

その言葉にぴたっと爆豪が止まる。

切「わかってんだろ

この間のエンデヴァーとの戦い見て、あの二人には何かあるって事

普段ですらべったりくっついてんだ

このまま黙ってるなら轟に負けるぞ」

爆「・・・・・うるせぇ」

不機嫌そうに風呂を出て行った爆豪の背中に取り残された男子たちはふぅとため息をつく。

(((まぁ・・・頑張れ)))

クラスメイトには幸せになってほしい。

もちろん教師にも。

けれどこの三角関係だと必ず一人は報われない。

誰を応援していいかわからないが、取り敢えず全員にエールを送る。
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp