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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第14章 13話


『飯田君』

飯「は、はい!!」

振り向かずに名前を呼ばれた飯田がしゃきんと立つ。

『峰田君を下におろしてくれる?』

飯「承知しました」

委員長である飯田に言えば大丈夫だろうと刀をしまった直後、はもう少し後にしまえばよかったと後悔した。

一瞬の隙をついて、峰田が再度上がりだしたのだ。

飯「しまった!」

それを止めてくれたのは・・・

洸「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ」

の後ろで待機してくれていた洸太だった。

だが、何をどうしたかったのかわからないが峰田が落ちるときに洸太も一緒に落ちてしまった。

『洸太君!!』

気配で洸太が落ちた事に気づいたは地面に激突する前に間に合えとも洸太を追いかけて飛び出す。

『「え、」』

そして運悪く洸太を助けに来た緑谷と激突し、頭同士をぶつけた。

洸太は緑谷が救ったため無事だった。

しかし、

『いったー・・・

(あ、しまった・・・)』

痛みで我に返ったは男湯側に落ちてしまったことに気づいた。

俯いたまま顔を上げる事が出来ない。

困ったと思っていると、誰かの手が目を覆い隠して周りを見せない様にしながらふわりと立たせてくれた。

焦「大丈夫か」

『あ、轟君か

びっくりした』

焦「このまま脱衣所から外に出るか?

それともこの壁登って女湯に戻るか?」

『えーと、脱衣所までお願いします』

焦「わかった」

入浴していたわけではないし、わざわざ女湯に戻る必要はないと脱衣所から出る事にした。
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