第13章 12話
緑「そ、そうだね
とっ、轟君は・・・・その・・・・先生にもう一度こっ、告白するの・・・?」
焦「・・・そうだな
今日の相澤先生の話聞いて俺がの傍に、しかも恋愛対象としていてもいいのかって思ったけど・・・
それはもう一回当たってみてから考える」
緑「轟君・・・」
焦「男として意識してもらえるように
が俺を諦めないでいてくれたように俺もを簡単に諦めない
それに3度目の正直って言うしな」
((それは・・・意味が違うんじゃ・・・))
二人の心の声は声に出さずにしまっておいた。
焦凍が頑張ろうと意気込んでいるから。
友人の背中を押す時に口をはさむのは失礼だ。
飯「しかし轟君!!
先生は先生だ
迷惑をかけないようにな!」
焦「ああ
みんなにばれなきゃいいんだろ」
緑「(1-Aのみんなには付き合ったりしたらばれそうな気もするけど・・・)」
焦凍の気持ちを全員知っているし、普段から焦凍はを気にかけている。
その態度が少し違うようになれば気づくのではと思ったが、今回の戦いなどを見て面白半分に吹聴する者など1-Aにはいないだろうという確信がある。
焦「じゃあ俺はここで」
飯「ああ」
緑「また学校でね」
明日は1-A全員で買い物に行こうという話だが、焦凍は母親の見舞いの為行かない。
次に会うのは明後日だ。
この買い物で緑谷は死柄木に接触することになるが、今はまだ知る由もなかった。