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僕のヒーローアカデミア【轟焦凍】

第13章 12話


出張保健室を片付けた後、は今なら大丈夫だろうと電話をかける。

『今いい?』

焦「ああ

どうした?」

電話の相手は焦凍。

ずっと期末テストが終わったら言おうと思っていたことがある。

『明後日・・・前に言ってたやつ・・・

見に来てほしいと思って』

焦「・・・・・最後、なんだよな?」

以前約束したエンデヴァーとの最後の決着を見に来てほしいという話。

それは待っていたようで待っていなかった事。

『うん

学校でやるから・・・ほんとはもっと前から決めてたんだけど期末テスト終わってからがいいかなって思って




必ず勝つよ』

焦「・・・・ああ

俺は・・・何が出来る?」

『応援してほしい

最後まで私を・・・信じてほしい』

相手はエンデヴァー。

怪我は確実にするだろう。

自分の傍にいる為だけにやってくれている事。

焦「わかった

を信じる」

止めたいが止めるという事は今までがやってきたことはすべて無駄なんだと言ってしまうようなもの。

それは言いたくても言えない言葉だった。

『ありがとう

じゃあ・・・見に来てね』

焦「ああ」

電話を切ったはぎゅっと拳を握りしめ、必ず勝てると自分に言い聞かせる。
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