第3章 2話
一瞬の顔が曇ったような感じがしたが、それに相澤は気づくことはできなかった。
相「(まぁ仲良くするのはいいんだがあの人のいい噂ってのをあんまり聞かないからな・・・
の話聞いてる限りじゃ親子仲も良くなさそうだし)」
ちらっと携帯をいじりながら歩いているを盗み見ると、メールの相手は例の焦凍君のようだ。
相「(エンデヴァーさんがに興味があるかじゃなくて、その焦凍君とやらがに興味あるってことに気付いてないんだろうな)」
そしてそれは自身も・・・
相「(鈍感同士仲良くするこったな)」
俺には被害が来ませんようにと祈りながら、駅でと別れる。
焦凍に会いやすいように待ち合わせ場所だという公園の近くで一人暮らしを始めたに相澤はあいつはあほだなと本気で思っている。
相「(最初の出会いが小学生でまだ中学生
5つも年下だとそうなっちまうのも無理はねぇか)」
電車が発車したのを見届けた相澤は踵を返し、学校近くにある自分の家に向かって歩き出す。
未だ見ぬ焦凍君に同情を覚えながら。