第12章 11話
そして放課後。
HRの時間。
相澤が教壇に立ち、は後ろで待機。
相「うし、じゃあ飯田、八百万
ちゃんと準備できてんな」
「「はい!」」
相「よし好きにやれ」
相澤がもそもそと寝袋に入ると生徒が一斉にの方に向く。
『?なに・・・?』
なんだと首を傾げれば、女生徒全員が飛びかかってきた。
『え?え?』
避けてもいいものなのかわからずそのまま拘束される。
拘束と言っても軽く腕を掴まれているだけで振り払おうと思えば出来る程度。
男子生徒は現状は見ているだけだ。
目を光らせた女子たちには少し嫌な予感がした。
麗「先生、その服着替えましょう」
『は?』
手をわきわきと動かしている麗日はいつもの麗かさはない。
八「手荒な真似をしてしまい申し訳ありません
ですが、相澤先生が先生をひん剥くようにと仰いましたので!!」
『は?え?』
まったく状況が掴めず相澤を見るがすでに寝ていた。
だが、としては今服を脱がされるわけにはいかない。
心の中でごめんと謝りながら、手を振りほどき扉の方へ走る。