第11章 特別編
女子の方の更衣室は静かで、仲良く着替えていた。
やはり先ほど抱き合っていた万偶数と蛙吹は中学時代の友達のようで、再会できたことを手を取り合って喜んでいる。
八「あら、先生もう出られますの?」
一番最初に手早く着替えたは一足先に更衣室から出て行こうとしている。
『うん
ちょっと男子更衣室が心配で』
「「「ああ・・・」」」
念のために外に出て何かありそうな雰囲気なら突入も致し方ないと思っている。
女子たちは理解できたのか同情の眼を向けられた。
一方男子更衣室。
藤「不良上がりみたいなやつがトップにいるとは
雄英も地に落ちたもんだ」
爆「んだとこの陰気野郎が」
藤「気に入らねぇンだよ!
雄英に入ったってだけでお前みたいなのが世間に認められてちやほやされてんのが!!」
案の定二人は馬が全く合わずぶつかり合っていた。
峰「止めろよ・・・緑谷」
緑「む、りだよ・・・
(そうだ、先生外にいてくれるって!)」
怖くて誰も止められないため、先ほど助けてくれると言っていたに助けを求める為に更衣室の扉を開けて廊下を見る。
『あれ、緑谷君』
緑「た、助けてください・・・」
泣きそうな顔で助けを求められ、やっぱりかと思い入っても大丈夫か聞くと全員着替えたんで大丈夫です!と言われたので入った。