第10章 9話
『緑谷君、行くよ!!』
緑「はいっ!!」
焦凍が氷で作った足場を使って二人でステインに攻めていく。
主に緑谷の後方支援をしながら焦凍は飯田と話をする。
抱えていたものがあるからこそかけられる言葉。
緑「ぎゃっ・・・!」
『しまった・・・!』
足を切られ血をなめられた緑谷は再び動けなくなる。
飯「止めてくれ・・・
もう・・・僕は・・・」
焦「やめて欲しけりゃ立て!!!」
氷を崩し焦凍の方へ切りかかりに行く。
焦「なりてぇもんちゃんと見ろ!!!」
『よそ見なんて余裕ですね!!』
ス「ちっ」
焦凍に刀が届く前にが横から切りかかり守る様に前に立つ。
飯「(何がヒーロー
友に守られ、ヒーローでない先生にまで迷惑をかけ
血を流させて!!)」
『焦凍君、もう一回氷お願い!』
焦「ああ!」
飯「(おまえの言うとおりだヒーロー殺し
僕は彼らと違う
未熟者だ
足元にも及ばない!!
それでも・・・!)」
ス「氷に炎
言われたことはないか?
個性にかまけ挙動が大雑把だと」
焦凍の氷や炎を全てかわしきり、を力で押しのけ焦凍に切りかかろうとする。