第10章 9話
焦「緑谷!」
緑「なんか普通に動けるようになった!!」
焦「時間制限か」
ネ「いやあの子が一番後にやられたはず」
飯田とネイティブはまだ動けないようで、地面に伏している。
引きずっている途中でステインに殴られ地面に落ちた緑谷をが回収してまた焦凍の横に立つ。
緑「ありがとうございます」
『ううん
そんなことよりなんで緑谷君が一番に解けたかわかる?』
緑「考えられるのは3パターンです
人数が多くなるほど効果が薄くなるか
摂取量か
血液型によって効果に差異が生じるか・・・」
ス「血液型・・・ハァ
正解だ」
『なるほど
でも結局どの血液型でも動きを封じられるって事には変わりないわけね』
緑「はい・・・」
ちらりと二人を見れば怪我をしている。
『二人とも・・・緑谷君が動けるようになったのなら後ろの二人を連れて逃げてって言いたいところだけど・・・』
焦「・・・」
『焦凍君、後方支援さっきみたいのでいいから頼んだ
緑谷君は私と一緒に攻めるよ』
怪我の治療を早く受けてほしいし、見る限り飯田が一番重傷そうだ。
数で短期決戦を挑むのが一番だとは考え二人に協力を頼む。
「「ああ/はいっ」」