第9章 8話
緑「今のは・・・」
相「今のは左手首にある石と特殊な油を練りこんだ刃を摩擦させて刀に火をつけたんだ」
緑「相澤先生・・・」
いきなり火がついた理由はわかったが、個性を全く使っていないに誰も歯が立たない。
相「まぁ妹だからって贔屓してるわけじゃないが、あいつは強いぞ
心してかかれよ」
(((それ、一番最初に言ってほしかったです!!)))
飯「じゃあ次は僕が・・・
お願いします」
スピードのあるに唯一対抗できそうな飯田がここで名乗りを上げた。
『じゃあ好きなタイミングで始めてね』
飯「(長期戦は不利
レシプロバーストで一気に決める!!)」
飯田のエンジンが青い焔を放ち、一気にとの距離を詰める。
の敗北条件は一発でも攻撃が入る事。
スピードで一気に後ろに回り、足を振り下ろした。
『今までで一番危なかったよ、飯田君』
飯「まさか・・・」
緑「あのスピードに反応するのか・・・!」
背中に向かって手加減なく思いきりやったはずの攻撃は、いつ抜かれたのかわからない刀1本で簡単に防がれていた。
飯「くっ・・・!
(あと10秒の間に終わらせないと・・・!)」
反撃される前に急いで足を引き、地面に足をつける。
だが、そこから10秒間全ての攻撃を防がれ、エンジンがストップした飯田は敗北を認めた。