第9章 8話
『次の人どうぞ』
これで4人と戦ったというのに疲れが見えないを、なんとしても負かしたいという気持ちがクラスに広がった。
常「よし、俺が行こう」
次に出てきたのは今回の体育祭で3位になった常闇だった。
緑「常闇君ならダークシャドウで先生の動きを止められるだろうし、常闇君本人が攻撃されることはないから負けがない」
飯「確かにそうだ」
爆「クソが!!
俺にもう一回行かせろ!!」
『(常闇君のダークシャドウは強いけど弱点があるって聞いたもんね
知ってるのはずるかもしれないけど・・・)』
常「行け!!ダークシャドウ!!」
常闇の声に合わせてダークシャドウが攻撃をしかけてくるが、避けられないスピードではなかった。
『ごめんね常闇君
この間の体育祭の時弱点知っちゃったから使わせてもらうよ!』
常「なに!?」
刀を鞘から抜くときに左手首についている黒い物体に滑らせる。
全てを抜き切った時には刀は炎を帯びていた。
明るいものが苦手なダークシャドウはその刀で何度か攻撃され、元気がなくなったところでに抑え込まれ敗北した。