第8章 7話
レクリエーションは特に問題なく進み、トーナメントに出ない生徒やまだ出番ではない生徒がぞろぞろと席に集まってくる。
八「あら、先生こちらにいらっしゃったんですのね」
『うん
今日することないから暇なんだ』
耳「足は大丈夫なんですか?」
『うん
あと一回治してもらえば治るぐらいのレベルだし』
尾「1回戦緑谷だけど大丈夫かなぁ」
プレゼント・マイクの声に合わせて1回戦を行う緑谷と心操がステージに上がる。
爆「ふん、くそデクが負けんだろ」
どかっとの横に座った爆豪は緑谷が負けるだろうと言っているが、本心ではなさそうな声だ。
爆「んだ、ゼリー女
こっち見てんじゃねぇよ」
『ゼリー女って・・・』
飯「爆豪君!
先生に対してその口のきき方はないだろう!!」
爆「こいつなんかゼリー女で十分なんだよ!!
黙ってろカスが!」
なぜかの近くで口論が始まり、爆豪は掌を軽く爆発させて威嚇している。
必死に切島と上鳴が押えているが、喧嘩の原因である#は我関せずといった風に緑谷の試合を見ている。
瀬「先生ガン無視かよ・・・
ある意味すげぇな」
緑谷は心操の声に応えてしまい何もしないまま場外に向かって歩いている。
『(洗脳か
わかっているから対策は練れるけど、知らないで話ちゃったらアウトだな・・・)』
そのまま場外で緑谷の負けかと思われたが、急に洗脳が解け背負い投げで心操を場外に出し、2回戦進出となった。
『(次は焦凍君とか
結構緑谷君のこと気にしてたみたいだしひと悶着ありそうな予感がするね)』