第3章 太陽みたいな男の子
日向「小さな巨人、知ってるの!?」
『え!?えっと...。』
まずい...こんな反応されるとは思わなかった...。
これで知ってるって言ったら後々大変そうだし...。
『あ、ほら!たまに背の低い選手のことそう呼ばない?だから...。あと、チカイデス...。』
日向「あ...///」
私がそう言うと、日向くんはバッと私から離れた。
日向「ご、ごめん!俺、つい興奮して...。」
そう言ったあと、日向くんは遠くの空を見上げる。
日向「俺。小さな巨人みたいにになりたいんだ。いや、なる!なってやる!」
『...そっか。』
日向くんは...まるで昔の...。
日向「あ、そうだ!桜葉!男子バレー部のマネージャーやらない?」
『え、えぇ!?』
いきなりの事で、私は大声を出す。
日向「頼む!桜葉がいると何か頑張れそうな気がする!」
『いや...でも私バレーは...。』
日向「...駄目か?」
【日向 の 上目遣い攻撃 !】
【舞花 に 効果抜群 だ !】
【舞花 は 少し考えさせて を 使った !】
『す、少し考えさせてもらえるかな?』
日向「おう!わかった!」
そこでチャイムが鳴った。
日向「あ!急がねーと!」
『そ、そうだね!』
日向「じゃ、俺このボール片してくるから!マネージャーの件考えといてくれよ!」
『う、うん。』
日向「じゃーな!舞花!」
『バイバイ...ん?』
今...名前...。
...私。日向くんは結構大丈夫なのかもしれない。