サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第30章 試合の準備をしなくちゃ。
「あ、お面忘れて来ちゃった。取りに行かないと」
「どうぞ、夏葉。間に合って良かった。」
「へ?」
後ろを向くと、そこにはジャックが居た。なんで?寝てるんじゃないの!?
「なんで起きてんの!?寝てなくちゃ!!」
「いえ、水を飲みに食堂に行こうとしたのですが……貴女がお面を持って行っていないことに気が付いたので。届けられて良かった。私の試合にわざわざ出ていただいてもらってありがとうございます。」
頑張って下さいね、と頬に仮面越しのキスをされる。
「うん。ジャックよりも強いって言われてやるぞー!!!」
「私は部屋の観戦テレビで見ていますね。画質は少し悪いですが。」
「見てもいいけど、寝ながら見てね。じゃっ!」
こうして私は待機部屋に入った。