サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第29章 そんなの聞いてないってば!
「美智子さん!」
「夏葉ちゃん、おはよう。元気やなぁ」
「へへ。一緒に行こう!」
「ええよ。あ、そういや夏葉ちゃん、聞いた?強化のこと。もう実装されたらしいんやけど、体は大丈夫?」
「??何の話?」
「え、聞いとらんの!?夏葉ちゃんが全ハンターの武器使えるようになって、使える武器によってしっかり攻撃判定も変わるんやで。でも、その代わり攻撃硬直が少し長くて、足もデフォルトになりってやつ。知らんの?」
「そんなの聞いてないって!チートじゃん!おかしいよ!」
「確か、共鳴って書いてシンクロ?って読んだはずやけど」
「厨二病………」
「はは……まぁ、夏葉ちゃんがなんの武器使うか分からない恐怖もあって復讐にはもってこいな強化じゃない?」
確かにそうだけどなぁ。
「……ハスターさんの触手とかどうするんだろ?あと、マリーさんの水鏡とかジャックの霧。というか、みんな私とは違って特別な力を持ってるから、色々と出来る気がしないや。ジョゼフさんのサーベル借りようかな。」
「それが一番無難でええな。」
あれ、そういえば、朝いつも置いてる場所にナイフ無かったな。
「……私のデフォ武器のナイフは?使えるよね?」
「あー、使えなくなってもうたらしいで。」
「そんなの聞いてないってば!!!!ふざけるなぁ!!!」