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サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。

第27章 看病


次の日。

ぎゅっと強く抱き締められて起きた。

「夏葉……おはようございます。起こしてしまいましたか?」

「うん…起こされた」

「ご、ごめんなさい!」

「冗談冗談。おはよう、ジャック。気分はどう?」

「昨日よりは元気です」

にぱっと笑うジャック。

可愛いなぁ……。

なんて口に出したら風邪が治ったあと何されるかが分からないので言わないでおく。

「まだ5時だよ。病人は寝てて。」

「え……夏葉はどうするんですか?」

「ちょっと勉強を。まぁ、簡単なものだけどね。ちょっとだけ図書館に行って本借りてくるから、待ってて。」

「分かりました……」

ジャックって、本とか読むのかな。

「ジャックは、なにか借りてきて欲しい本とかある?」

「…あ~……芸術系統のもの…を、借りてきて貰ってもよろしいですか?」

「おっけー!行ってくる!」

私は大きめの鞄を手に、部屋を出た。
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