サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第27章 看病
その後寝る時間になると、ジャックが布団をぱたぱたさせながら私を誘った。
「一緒に寝ていい?」
「勿論です。貴女が良ければですが……。」
「お邪魔しまっす!」
ぼふん、とジャックのとなりに寝転ぶ。すると、いきなり抱き付かれた。
「ひぁぁっ!?」
「………だめ?」
「勿論OK」
だめだ、なんかいつもと違いすぎて調子が狂う……。ギャップが、とにかく凄い。
ちゅ、とキスをする。自分が出来るだけ、舌も使ってみる。
「…ん……む…」
なにも言わずに、ただキスを受けるだけのジャック。
数秒後、唇を離した。私にしては、しっかり出来たんじゃないかな、と思った。
「ふっ……可愛らしいキスですね。こちらに寄りなさい。」
ジャックに言われた通りに寄る。
すると、頭を固定され、キスをされた。
「あ……ふぅ…んっ、んん~!」
あまりの深さで上手く息が出来なくなり、ジャックの胸元をべしべしと叩く。
「ふふふ……まだ夏葉には早かったでしょうか?涙が浮かんでいますよ、夏葉。」
そう言って、舌でなめとられる。
「…まぁ、戯れもここまでにして、今日は寝ましょうか。おやすみなさい、夏葉。」
「おやすみ、ジャック。」
そうして私は、ジャックの大きな胸に抱かれて眠りについた。