• テキストサイズ

サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。

第21章 ごめんなさい…っ!


部屋のドアを恐る恐る開ける。が、なぜかジャックが居なかった。

「あ、あれ?ジャック?」

「夏葉。」

後ろから低いジャックの声が聞こえて、振り向く。態度と声色的に、かなり怒っている。

「あ…」

「夏葉…どういうことか、しっかりと説明してもらいましょうか。」

ジャックが私の背中を少し強めに押して、部屋に入れる。そして、部屋のドアを閉めて、鍵をかける。ヤバイ、これかなり本気で怒ってる。

というよりも、何でジャックが何か知ってる感じなの?イライかナワーブが言ったの?

私がもたもたしているうちに、ジャックが私の手を強く掴んできた。そして、ベッドに投げられる。

「…っ!」

「夏葉、正直に答えなさい。あの二人と何をしていたのですか?」

「…ジャックは何でその事を知ってるの…?」

「貴女が帰ってくるのがあまりにも遅いから、心配になって観戦しに行ったんですよ。そしたらあの二人と性行為だなんて…。貴女は誰にでも体を貸すんですか?」

ジャックが自分から仮面を取る。さっきまでは怒ったような顔だったのに、今は悲しそうな顔をしていた。
/ 151ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp