サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第37章 私のために争わな((以下略
「おま、そんな適当な……」
「適当なのが私だから。てかそろそろ誰かしら来そうだから行くね。楽しんで~」
適当に言ってその場を去る。彼は私を追いかけるつもりは無いようだ。
「さて、こっからどうやって行くんだっけな」
ハンター館に来たのは、つい最近な気がするし、とても前のようにも感じる。
私はもう自分がどうしたいのかすら分からない。
ジャックの手も振り払って何してるんだろう。
「はぁぁ……変な考え事してたら迷子になっちゃった」
『重い罪になるけど、一応この下にも行ける』
…無自覚に山を下ってしまっていたらどうしよう。
「ひぁっ!?」
不安でキョロキョロしていたら、足元に地面が無いことに気がつかなかった。
そのまま私は落ちていく。