サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第36章 私はビッチ!私はビッチ!(続)
む……なんだか、あったかいな。
抱き枕に丁度良さそうな何かがある……抱きついちゃお。
「っ!?」
抱きついた瞬間、驚いたようにビクンとゆれる何か。
「…?」
よく見てみたら、ジャックだった。
デッサンが終わったらしく、私の隣で添い寝?をしていたらしい。
「…まだ寝てていい?」
「好きなだけ寝てどうぞ」
ジャックに腕枕をせがみ、頭を乗っける。
やっぱこうじゃなくちゃね。
「…私も眠くなってしまいました。…おやすみなさい、夏葉」
腕枕をしながら、私を包み込むように抱き締めてくれる。
私がこうされると落ち着くとかって分かられてるのかな。
なんか、動物みたいだな。ペットとか。
「大好き」
そっと、小声で言ってみる。
「////」
照れたな。ジャックはこう言うと照れるのか。じゃあ、どうすれば喜ぶんだろう。
「…私は、あなたといられるだけで幸せですよ」
「えすぱぁだ……へへ…じゃあ、ずっと一緒…」
眠気が限界を超え、私は眠りについた。
「…ずっと一緒…ですか……」