• テキストサイズ

サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。

第34章 私はビッチ私はビッチ「「自己暗示」」


頭のなかで、ジャックが離れていってしまう想像をしてしまった。

「なに泣いてるんだ」

「…ジャックに嫌われたぁ……」

さっきみたいに苦しくもない。

悲しくて涙が出てくる。

「…大丈夫だ、お前は嫌われてない。安心しろ。ジャックはジャックで、どう接すれば良いのか分からないんだろ。なんなら、ジャックのところに行ってみたらどうだ?」

ジャックのところに行く!?

「無理だよ!…嫌われてたらどうするの……」

「その場合はこの部屋に泊まればいい。明日俺たちがジャックをしばき倒すだけだ」

笑顔でジャックを痛め付ける謝必安と范無咎の姿を想像する。

カオスだ。

「……行きたくないんだけどなぁ。…行く」

「勇気のある子ですね。ふふ…」

おでこにキスをされる。

「シャワー、使っていいですから。体を少し綺麗にしてからいきましょうね」

そうだね。こんな汚れた状態じゃ行けない。

「ありがとう。お借りします」

頭を洗い、体も洗う。

「わ…ぬるぬる……私、ジャック以外の人とこんな……」

少し罪悪感を感じながら、急いで洗う。

試合に行っていたらそれまでだけど、今日は多分試合はないはずだ。

「お風呂借りました!」

「はい。そこにタオル置いておきましたから、拭いてください」

「ありがとう」
/ 151ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp