サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第34章 私はビッチ私はビッチ「「自己暗示」」
「ほら夏葉、洗ってあげる」
「あ、え、あり、がと……////」
どうしよう、とんでもなく恥ずかしい。
今までジョゼフの事をしっかりと男性として見ていなかったから意識はしていなかったけど……。
大きい手に、さっきみたいに私を軽々と持ち上げる力。
腰に巻いてあるタオルを見て、変に顔が熱くなる。
ジャックとかの裸はちょいちょい見てるけど、これはなかなか…恥ずかしい…。
「ふぅっ!?」
「わ、ごめん」
胸の間を触られ、おかしな声を出してしまう。
この状況もかなりおかしな状況だが。
ハンターになるために男性に抱かれろ、と言われて本当に抱かれようとしているのだから。
だからと言ってあの薬を飲むのはごめんだが。
「…夏葉、少しごめんね。」
「え?…んぅっ」
ジョゼフの手が、私の陰部をなぞる。そしてそのまま優しく触ってきた。
「あ、いや、ジョゼ、ふぅ…むぁっ」
ほんの少し触られているだけだというのに、足がガクガク震える。きっと今立とうとしたらこけるだろう。
「洗ってる、だけだから……」
背中に何かかたいものが当たる。それがジョゼフのおちんちんだと分かるまでに時間はかからなかった。
「ふぁぁ………」
恥ずかしさで涙が出てくる。
正直早く暗い場所に行きたい。
それか目隠し辺りを付けて視界に何も映らないようにしたい。
「はい、夏葉。洗い終わったよ。じゃあ、ベッドに行こっか。…立てる?」
「む、りかも……少し支えてもらってもいい?」
「ん~、やだ。こうしたい」
「っ」
ひょいとお姫様抱っこされる。
いつもジャックのドデカイ体に抱かれているから、落ちないかと不安になってしまう。
「……落とさないよ?」
ジョゼフが私の考えなんて見抜いている、といった様子で言う。
エスパーみたいだ。
「…ジョゼフ、あ、の………」
「ん?なぁに?」
「優しく、して…?」
「っ!わか、った」
無理かもしれないけど、とボソッと呟くジョゼフに不安を覚えながらも微かに期待している自分がいる、というのは秘密のこと。