サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第34章 私はビッチ私はビッチ「「自己暗示」」
色々過程をすっ飛ばして、今日から色んな人とエッチをすることになった。
あぁ、本当に怖くて嫌だ。
しかも、最低でも一人と15回はしなくちゃいけないらしい。
最低で、だ。
本来は一人と30回しなくてはならないらしい。
体ぶっ壊れんぞ?
「……図書館行こっかな…」
初めて図書館に来たあの日から、ここが気に入って、よく来るようになった。
よく来る、というか毎日だ。
「失礼します」
誰もいないであろう図書館に挨拶をして入る。
入った瞬間に本の匂いに包まれて幸せな気分だ。
『エッチをする場所はどこでもいいよォ★』
不意に荘園主の言葉が頭をよぎった。
いや、きっと大丈夫だろう。ここは普段から白黒たちしか来ないし。
「夏葉ちゃん、いるー?」
「あ"あ"あ"あ"あ"っ!?」
「わっ!驚かせちゃってごめんね。ジョゼフお兄ちゃんが夏葉ちゃんのこと呼んでたよ。お部屋まで来て、だって。僕はもういくね!!!ばいばい!」
このタイミングでの呼び出し。嫌な予感しかしない。
不安を抱えながらもジョゼフの部屋へと向かった。