サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。
第33章 前代未聞の修正
殺されるの、私?
「…痛いのやだぁぁ……」
「刺し殺したりするわけではありませんよ。ただ、貴女の体を殺すのです。」
意味が分からない。体を殺す=死ぬ 違いが分からない。
「いい例が美智子、マリー、ジョゼフ、あと……ガラテアさんといったところでしょうか」
「死ぬって、どんな感じで?」
「ただ臓器が活動を止め、ほんの少し体が冷たくなる程度ですよ。平熱が28などになるくらいです。熱を出すと一気に40になったりしますが。ただ、しっかりと痛みを感じ、思うように改造が出来ないその体が不要なだけです」
実際、ハンターは特殊な魔法のような能力を持っているでしょう?とジャックが言う。
私は少しだけ目をハンターに寄せただけだしなぁ。
それでもまだサバイバーの面影は残ってるし。
「……でも、刺し殺したりしないならどうやって……?」
「方法は2つあります。1つ目は、この薬を飲むこと」
そう言って、中に緑の液体が入った綺麗な瓶を出す。
体に悪そうな色してるな。
「2つ目は、ボンボン、バルク、ロビーを除いた男性ハンターとなるべく多く交わる事です」
交わる……交わる?
「エッチなことするってこと?」
「そうです。さぁ、どっちにしますか?」
薬でちゃちゃっと済ませたいけど……何だか、この薬は飲んじゃいけない気がする……。
「…その薬、副作用とかある?」
「強力な媚薬作用です」
あー、やっぱロクなもんじゃなかった。
「あぁ、言い忘れていましたが、薬を飲むことを選択した場合はこの部屋で3ヶ月の間一人で過ごすことになります。この薬は毎日服用です」
「あ、エッチ選びます」
「………分かりました。まぁ、予想はしていましたが…夏葉、覚悟はしていてくださいね?」
「…ひゃい……」