第6章 イジメ
『おりゃぁぁぁぁっ!』
イジメなんて当たり前だ
どの世界でも当たり前に起きるもの
それに抗うか、されるがままになるかそれはその人次第だ
モブ「くっそ!」
背負い投げで思いっ切り相手を投げる
私達はこの世界の住人じゃない
けれどここで生きている
ユウ「に…さん…」
ボロボロの優が声を掛けて来るが、私はそれが聞こえなかった
『人間はな!魔法がなくても空も飛べるし、火も使える!それは何でか知ってるか!?ここだよ!頭の出来と努力で出来たんだ!』
そう言いながら回し蹴りをする
辺りに野次馬が居ることも気が付かなかった