第6章 イジメ
あれから1週間、みんなの弁当を作り続けた
だが、やっぱり“魔法が使えない”事でグチグチ言われ、絡まれ優が殴られた
『優!』
ユウ「っ……!兄さん」
ダメだ、耐えろ
けれどボコボコになっていく優を見てブツリと何かが切れた
『ざっけんな!テメェら!』
気が付いたら殴り返してた
そこからは乱闘だ
と言っても私一人に相手5人のリンチに近い
『魔法が使えるのがそんなに偉いのか!』
殴り殴られ、蹴り蹴られ
けどどうでも良かった
私闘に魔法は禁物だ
だからそれを取った
魔法が使えるから偉い?体力も知力もねぇくせに!