第13章 リドルとお茶会
静かに食べると紅茶を飲んだ
『今日は上手く出来て良かったです』
微かに微笑む
本当に良く見ないと気付かないくらい
彼女の中にある“怒り”はいつもユウとグリムの為に使われている
リドル「ボクもその1人になれたら─…」
どれだけ嬉しいか、分からない
『?どうかしました?』
リドル「あ、いや…何でもないよ」
『リドル先輩』
不意に優しい声で頭を撫でられた
リドル「!?」
『魔法も使えないただの人間ですが、私はリドル先輩を尊敬してますよ』
そう言って笑ったの顔はとても美しかった──…