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天使の様な君とワルツを

第4章 グリムは知っている


晩ご飯を食べ終え、課題も終わらせ、お風呂も入って皆が深い眠りに入った時

ギシ…と言う音が静かに響く

グリム「(またなんだゾ…)」

耳のいいグリムは薄目でを見つめる
適当なカーディガンを肩に掛けると静かに部屋を出て行く

グリム「(気になるんだゾ…でもオレ様が居たらダメな様な気がする)」

グルグルとグリムが考えていると、もう足音は玄関へ向かっていた
何をしているのか気になったグリムは静かにドアを開けて追い掛ける

『……はぁ…』

ボーッと夜風に当たっている

『優だけでも元の世界に帰れないかな…』

静かな声にグリムは耳を少し垂らした
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