第8章 購買部で働きます
『おはようございます。サムさん』
サム「小鬼ちゃん。今日から宜しくね?」
『未熟者ですが精一杯頑張ります』
サムはそんなに笑う
サム「じゃあ品出しお願いしようかな?」
『はい』
品出しをテキパキとこなしていく
するとピタリと何かに目をつける
サム「どうしたんだい?小鬼ちゃん」
『いえ…。この花…』
それはセール品の花
もう元気も無く、クタリとしている
サム「今日売れなかったら処分かな…」
『……買ってもいいですか?もちろんバイトの後でです』
花なんか興味が無かっただが、何故か見捨てる事が出来なかった