第7章 髪を切りました
『やっぱり変か…』
自分の髪をツイツイと引っ張る
アズール先輩に髪の長さを元通りに出来るか聞こうかと思う
エース「へへへ変じゃねぇよ」
デュース「よく似合ってる…ぞ…」
『そっか、ありがとう』
そう言うと微かに笑った
『(髪を切ったのいつぶりだろう?……あれ?優と出会ったのっていつだっけ?)』
自分は本当に16歳か?と疑問が浮かぶ
もっと成長していた様な気がする
優よりも背が高くて…
考えると頭にズキリとした痛み
セベク「どうしたんだ!人間!」
『おはよう、セベク。声量抑えてね…』
頭痛の事よりキーンとした耳鳴りの方が辛い