第7章 髪を切りました
2人にご飯を出すと、はハサミを取り出して、ざっくばらんの髪を切ろうとする
カタカタと手が震える
『(大丈夫なんて言ったけど、本当は…)っ!』
泣きそうになる自分を奮い立たせジャキッと髪を切った
その勢いのままジャキジャキと切っていくと、長めのショートカットになった
ついでにと前髪も切る
『……こんなものか?』
自分じゃ分からないが鏡に映る自分を見て、微かに苦笑する
思いっ切り男じゃないかと
けれどこれで女みたいとか揶揄われることも無い
『優、グリムどう?』
グリム「ふなっ!サッパリしていい感じなんだゾ!」
ユウ「似合ってるよ、兄さん」
2人とも似合うと笑った