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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第25章 センター試験までの過ごし方


Lがそう本部で、考えている時、月は自分の部屋で結果を待っていた。そして、そんな月に、リュークが言う。

リューク『おい、月。やっぱりカメラ、全部取れてるぞ。全部だ全部。』

そのリュークの報告を聞きながら、月は、今後の事を考えていた。そんな月にリュークが声をかける。

リューク『おい、月。聞いてるのか?』

そんなリュークの声は、聞こえていたが、月は考えながら、自分の耳をトントンと指す。

月「これで、僕は、捜査対象から外れただろう。計算通りだ。しかし、Lはキラを追い続けるに違いない。」

そして、月のその仕草で、リュークは納得する。

リューク『あっ、そうか、カメラは外されたが、まだ盗聴器は、付いてるかも知れないのか。』

リュークと、そんなやり取りをした後、月は、考えながら、一階のリビングに移動し出した。

月「ただ、Lがまだ日本警察を使っているなら…。その動かしている者の中に、必ず父も居るはず…。監視カメラは、Lが勝手に付けたのか?

それとも、話し合いの末、父の許可を得て付けたのか…? もし父の許可を得て付けていたのなら…。以前のギスギスした、捜査本部とLの関係を考えると、あり得ない。

しかし、今回の事を考えると、もしかしたら、父とLは、より深い信頼関係を築いているのかも知れない。だとすれば…。」

そう考えながら、リビングに置いてあったお皿からリンゴを一つ取り、手でお手玉のように、投げながら、自分の部屋に移動する。そうしながら、もう一度、頭で考える。

月「父を上手く利用すれば、Lを消す事も不可能では無いだろう…。そして、今、一番の障害であるLを消す事が出来れば…。

キラは、新世界の神に、また一歩近づく事が出来る。いや、そのまま、新世界の神として、君臨する事も不可能じゃ無い…。」

そう考えながら、部屋に着いた月は、手の上で投げていたリンゴを、笑みを浮かべながら、リュークに投げた。

そして、そのリンゴを受け取ったリュークが、カメラが付いていた時の事を思い出しながら呟く。
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