【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第13章 1月8日
竜崎『わかりました……。』
Lはそう答えながら、隣にいたKaoriを見た。
Kaoriを見ると、少し眠そうに、目を擦(こす)った後、うっつら、うっつらしていた。
そして、そんなKaoriを見たLが、その仕草に、少し笑みをこぼした後、Kaoriに言う。
竜崎『香織、今は特に気になる点などはないので、今の内に、少し仮眠を取ってください。』
そう言ったLを、心配そうに見ながら、KaoriもLに自分が思った事を言う。
香織『でも、夜神さんや捜査員の皆さん、竜崎だって頑張って起きてるのに…。わたしだけ、休むのは…。』
そう言ったKaoriに、夜神も微笑みながらKaoriに言う。
夜神『私達は慣れているから大丈夫だ。それに、どうしてもの時は、ちゃんと休む。だから、香織さんも、休める時は、休んだ方が良い。
もし、何かあったら、ちゃんと起こすから、安心して休んでくれ。』
Lと夜神さんがそう言ってくれたので、わたしはお言葉に甘えて素直に休む事にした。
確かに少し眠いし、それに、もしかしたら、眠れば、あの夢を見るかも知れないと思ったからだ。だから、わたしは二人にお礼を言って、自分の部屋で休む事にした。
香織『ありがとうございます。わかりました。お言葉に甘えて、少し休ませてもらいますね。竜崎、何か動きがあったら、必ず起こしてね。』
竜崎『わかりました。その場合は必ず起こすので、安心して、休んでください。』
そういって、Lがわたしに少し微笑んだ。
香織『うん、じゃあ、少しだけ休ませてもらうね。』
Kaoriは、そう微笑みながら私に言った後、部屋から出た。
そしてそんなKaoriを見送った後、Lはもう一度監視カメラに視線を戻し、同じ様に監視カメラを見ている夜神に言った。
竜崎『夜神さん、ありがとうございます。私が言っただけでは、香織は休もうとはしなかったかも知れません。なので、ありがとうございます。』
そんなLの言葉に今度は夜神が返す。