【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第103章 22日 🔹当日🔹
松井『あっ、月君!いや、僕も今着いたば…か…り。』
松井さんは、少し驚いた様な表情で、躊躇(ためら)いがちに、僕に問う。
松井『!?え…っと月君、この子達はいったい…。』
そう聞いてきた松井さんの反応を見て、親指は顎に置き、人差し指を口元の近くに添えつつ、心の中で呟く。
月「まあ、反応としては当然か。彼からしたら、こんなに大勢を連れて来るとは、思って居なかっただろうからな。」
僕は心の中ではそう呟きながら、微かに微笑を浮かべながら、少し申し訳無さげに、松井さんに答える。
月『いきなり驚かせてすみません、太郎さん。こっちは、僕の大学の友人です。』
そう微笑を浮かべながら説明した僕に、松井さんが、戸惑った表情を浮かべつつ、微かに笑みを浮かべながら、友人達に挨拶をする。
松井『あっ…あの…ど…どうも…。』
そう言いながら、片手を頭の上に乗せ、大学の友人達に、ペコリと頭を下げる。
そんな松井さんの事を、僕は改めて、大学のメンバーにこう紹介する。
月『さっき軽くしか、話せなかったけど、改めて紹介するよ。この人が、さっき合流すると話してた、僕の従兄弟の太郎さん。
東京は今回が初めてなんだ。太郎さんは、東京に来るのは初めてだし、滅多に来れない場所だから、せっかく来る事が叶ったから。
青山とか六本木、それに渋谷で楽しく過ごしてみたいんだって。だから、せっかくなら一緒にどうかなと思って僕が誘ったんだ。皆よろしく。』
そう説明した僕に、友人達が笑顔で答える
友人1『なるほどな。』
友人6『そうなんだ、勿論、夜神君の従兄弟なら、歓迎するよ。』
友人4『そうだな、初めてなら尚更、知り合いが居た方が安心だしな。』
各々に笑顔で返事を返しながら、こちらこそよろしくと、自分達も松井さんに、ペコリと頭を下げる。
そして、僕はそんなやり取りをしているメンバーを見ながら、心の中でこう呟く。
月「捜査について話す訳には行かないからな。従兄弟だと説明した方が、こちらとしても、後々面倒がなくて良い。」
心の中ではそう呟きながら、表面には出さず、笑顔で冗談まじりにこう付け加える。
月『後、彼女も募集中だそうなので、良かったら、誰か立候補してくれない?』