第91章 日記📖

月『父さん、何かあったのか？』

そう返事を返した月に、総一郎が答える。

夜神『月、第二のキラから、またメッセージが届いた。今度は、ビデオと日記だ。一応お前にも知らせておく。』

総一郎からのメッセージを聞いた月は、一度深い溜め息をついた後。改めて、第二のキラについて考える。

月「日記？ …………。馬鹿がまた動いたのか……。全く、じっとして待てないのか……。」

月は、心の中でそう毒ずいた後。捜査本部に向かった。そして捜査メンバーと合流した後。総一郎から聞いた、第二のキラから送られて来たと言う日記について問う。

月『第二のキラから、ビデオと日記が届いたって？』

そう聞いた月に、総一郎が答える。

夜神『ああ、これだ…。』

そう言って、総一郎は第二のキラから送られて来た、メッセージと日記を月に渡した。そしてその渡されたメッセージと日記を月が確認する。

そんな月に、Ｌが言葉を補足する。

竜崎『第二のキラの条件は、この日記を…。』

そう続けようとしたＬに月が返す。

月『テレビに映せって？』

そう返した月に、一番最初に答えたのは、総一郎だった。

夜神『ああ、そうだ。そして３０日の所を見てみろ。』

そう言われた月は、改めて日記を確認する。

日記 ２００３．５

【１日 】
ＧＷ中のサークル活動は、不参加と言ったのに、また友人から誘いの電話。

【４日】
さいたまスーパーアリーナへ、友人とモー娘のコンサートを観に行く。

【５日】
連休最終の日だが、何もせず家でゴロゴロしていた。

【７日】
学校が始まったが、友人と、出る授業とノートの分担をし、自分は休む。

【１０日】
友人から飲み会の誘いがあったが、断る。横浜は遠い。

【１３日】
貸す約束をしていたＣＤを、友人が取りに来たので貸す。

【１６日】
レポートの提出を忘れていたので、友人に見せてもらい、写させてもらう。

【１９日】
久々にジャンプを買って読む。読み切りが面白かった。

【２２日】
友人と青山で待ち合わせ。ノートを見せ合う。