【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第90章 死神 ジェラス
レム『その通りだ。ジェラスはその娘の寿命を延ばしたいという気持ちがあったから、ジェラスは死んだ。死神は人間の寿命を延ばす目的で、ノートを使ってはならない。
だからもし、人間の寿命を延ばす目的で、デスノートを使えば、その死神は、死神失格…。その死神は死ぬ。』
ミサ『じゃあ、あの時…。私を助けてくれたのは、そのジェラスって死神だったんだ…。』
レム『そうだ。だからそのノートは、おまえのものだ。』
そう返したレムの言葉に、ミサは微かに笑みを浮かべた後、ノートを抱き締めながら、呟く。
ミサ『………。うん……。』
ミサは改めて、そう呟いた後。ベッドにボスっと寝転んだ。そしてその体制のまま、こう言う。
ミサ『そうか~。死神を殺すには、人間に恋させて、助けさせないと駄目なんだ。それもその死神が、誰かを殺したお掛けで、寿命が延びる人間に恋させなきゃだから、難しいな~。』
そう言いながら、ミサは改めてレムに視線を向ける。そしてそんなミサに、レムも視線を向ける。そして、しばらくお互いに視線を合わせた後。
ミサの意図に気付いたレムが、ミサに言う。
レム『諦めな、おまえに私は殺せない。』
そう答えたレムにミサは悪戯っぽい笑みを浮かべた後、レムに返す。
ミサ『あっ? バレてた? あは♪ でもこれで、キラに教えてあげられる話がまた出来たよ。キラは知ってるのかな?死神の、こ・ろ・し・か・た。
テレビでも「お互いが会う、良い方法を考えてください。」って、ちゃんと流してくれたのに、今度はなかなか、返事がこないなー。またこっちから、何か言ってみようかな~。』
ミサはレムにそう話した後。改めてテレビ局宛に、キラへのメッセージを送った。
そしてミサが自分の部屋で、レムとそんなやり取りをしていた頃。月は月で、自分の部屋で、第二のキラについて、考えていた。
月「確かに、第二のキラに呼び掛けるには、さくらTVを使うしかない…。しかしLにはわからない様に、第二のキラを動かしたい…。
なら犯罪者を使って、第二のキラだけにわかるメッセージを、流す事は出来ないか?…いや、第二のキラにすぐ伝わるメッセージでは…。Lの方が気付く…。」