【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第88章 💕主人公とL、二人の想い 💕
ナオミ『相変わらずね、L。いい加減その悪い癖を直したらどうなの?』
そんなナオミさんの言葉を聞いたLが、ナオミさんに、心外だと言うような感じの表情でこう言う。
L『ナオミさんの方こそ、捜査メンバーが居なくなった後の、その変わり身の速さを直した方が良いと思います。』
そう返したLと、ナオミのやり取りを見ていたKaoriが、そんな二人を見て、フッと微笑ながら、二人に自分が思った事を言う。
Kaori『やっぱり二人は、そんなやり取りをしている時が、一番生き生きしてる気がする。勿論、今のキラ事件の捜査をしているメンバーと話している時の。
冷静沈着で、クールな二人も格好良くて好きだけど。わたしは、今みたいな、自然体の二人の感じの方が、気兼ねない感じがして好きかも!』
そう言ったわたしに、今まで言いっ合っていたLとナオミさんが、お互いの顔を見合せた後。安心した様に微笑みながらわたしに言う。
ナオミ『Kaoriも、普段のいつものKaoriに戻った様で、私も安心したわ。』
そう言ったナオミさんに、Lも同意する。
L『ええ、やはりKaoriは、笑顔の方が似合うと、つくづく思います。』
そう答えたLを見たナオミさんが、1つ溜息をついた後。改めてLに言う。
ナオミ『なら、Kaoriを不安にさせる様な事は、しない事ね。さっきの話しを聞いてて、どれだけ心配してたか。』
そう言ったナオミに、Lが答える。
L『それは十分わかっています。第二のキラについて話していた間。どれだけKaoriが、不安になっていたのかは…。
それに正直、私もすぐにでもKaoriを抱き締めて安心させたかった。ですがあの時ああ言わなければ。夜神月に、私の考えは伝わらない。
そう考えました。ナオミさん、遅くなりましたが。あの時、Kaoriに声を掛けてくださって、ありがとうございました。 貴女がKaoriのすぐ側に居てくれたから。
あの時Kaoriは、一人で不安を抱え込まずに済んだ。そして、私も自分の考えを説明する事が出来た。感謝しています。』