【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第9章 捜査員と主人公がワタリに渡された物…。
Kaoriも合流し、キラ捜査の話を改(あらた)めて再開する。
宇生田『し…しかし、警察が偽造証(ぎぞうしょう)というのは…』
夜神『いや、キラが殺人に名前も必要ならば、偽名(ぎめい)は、我々の命を守る為に、大いに効果がある。これは持っていた方がいい。』
松田『私もそう思います。』
模木『うむ。』
竜崎『では、外でどうしても名前を出す時は、その偽名の警察手帳でお願いします。』
松田『はい。』
竜崎『間違っても、警察庁の中などで出さない様、注意してください。面倒な事になりかねません。』
捜査員『分かりました。』
ワタリ『それと、このベルトを皆さんには付けて頂きます。』
捜査員『ベルト?』
ワタリ『バックルに、発信機(はっしんき)が埋(う)め込まれています。これで、皆さんの位置が、竜崎に分かります。そして、バックルを強く2回押すと…私の携帯が鳴ります。
そして、折り返しこちらから、非通知ですが、おかけします。まず朝、警察庁に出勤して頂き、その後、この方法で私にホテルのルームナンバーを確認して頂くと言う事です。緊急時にも使ってください。』
松田『な…なんかキラを追う特殊部隊って感じで、カッコイイですね!』
夜神『松田っ、子供の遊びじゃないんだ、浮(う)わついた事を言うな!』
松田『…はい…。』
竜崎『それと、今警視庁の本部には誰も居ない訳ですが、それはまずいので、交代で誰か一人は居るようにしてください。』
夜神『分かりました。では、今日は相沢、頼む。』
相沢『分かりました。ここからなら、5分もかからず戻れます。』
そう言って、相沢は、ホテルを出て、警視庁に向かった。それを見届けた後、ワタリが今度はKaoriに話しかける。
ワタリ『そして、こちらのブレスレットは、香織さんに。』
そう言って、ワタリさんが、微笑みながら、わたしにブレスレットを渡してきた。
香織『わたしに?』
それを見ていたLが、わたしに理由を説明してくれる。
竜崎『はい、これからの捜査はいつ何が起こるか分からないので、香織に何かあったらすぐ分かるよう。ワタリに使う素材を手配してもらい。そのワタリがそろえた素材を使い、私が特別に作りました。』